戯言

すぐ忘れてしまうので。

190821

自分の足で立って生きていたことなんてない

 

仙台から帰ってベッドの上でこれを書いている

 

 

実家の綺麗な家から東京のはじっこにある狭い自室を見てふと思う

 

この部屋もこのベッドも冷蔵庫も洗濯機も机もこのスマホでさえ与えられたものだと

 

部屋は散らかっている

 

無駄なものばかりで醜い感情ばかりで誰も私の気持ちなんて汲み取りやしないと嘆いていたけれど

 

自分で生み出したものや自分で誰かに何かを与えたことなんてなかった

 

ただの独りよがり

 

両親の金をドブに捨てているのは自分だった

 

なにも欲しがりたくないのに

 

どうせこの気持ちも明日になったら忘れているんだろう

 

欲望で汚らしい